研いでも切れ味が戻らなくなってきた

包丁を替えただけで野菜が美味しくなる
包丁を買い替えてみたら、サラダや酢の物に使う生野菜が格段に美味しくなっていることを感じた経験があります。
包丁の切れ味と美味しさの関係を調べると、切れ味が悪い包丁で野菜を切ると繊維をつぶしてしまったり、野菜が押し潰されるようにと中の水分を出てしまったりするため、味が変わってしまうという事実があります。
包丁を替えることで、毎日の料理が美味しくなるなんて意外と思われることでしょう。
きちんと手入れをしていれば、長く使った包丁でも、切れ味が落ちることはありませんが、一般的な家庭での手入れでは物足りないもの。
研いだ時には必要以上に削りすぎ、左右の鋭さもバラバラになることがあります。
新しい包丁では製作段階で厳密な検査があり、素人が下手に手入れをした包丁よりも鋭く、使い勝手が良くなっています。
梅雨の時期でもカビが生えることはない
毎日使用する物だけに、包丁の切れ味は外せないものでしょう。
ですが、包丁には切る部分だけでなく、持つ部分も衛生的でないといけません。
一番衛生的な柄はオールステンレスの包丁のように、持つ部分が金属でできているものです。
一般的な包丁の柄は木で作られていますが、木では梅雨の時期にカビが生えやすく、調理する食べ物に菌が付着しやすくなってしまいます。
ずぼらな人では包丁の刃だけを洗って、柄の部分は全く水を付けない人もいることでしょう。
それでは手についた菌を洗い落とせず、カビが生える原因を作ってしまいます。
包丁を選ぶときは刃の部分も大切ですが、柄の部分をこだわることも忘れてはいけません。
最近では柄が木でも、抗菌加工がされており、カビが発生しづらくなっていますが、手入れを怠っていいわけではないので注意しましょう。